「今回の舞台はどこ?」
「うむ、1588年、イギリスとスペインが戦ったアルマダの海戦だ」
「第四回でちょっと触れたね」
「海賊ドレークが、当時、無敵艦隊(アルマダ La Armada Invencible)と呼ばれたスペイン艦隊を打ち破る話しだ」
「海賊なんかにやられちゃう艦隊のどこが無敵なの?」
「馬鹿にしてはいけない。ドレークはイギリス海軍の始祖なのだ」
「海賊が海軍の始祖?」
「そこら辺は登場人物達に劇中で語ってもらおう」
「今回のキャスティングは大丈夫なんでしょうね?前回は酷かったから」
「当前だ。海戦は下準備の段階でほとんど勝負がつく。鉄壁の布陣を用意した」
「ほっ、良かった」
「今回の配役だ」
−MAIN CAST−

−イングランド−

エリザベス一世
イングランドテューダー朝四代目の王で大英帝国の基礎を築いた。
スペインとの対立を深め、無敵艦隊の侵攻を受ける。
断じてブラコンの鬼妹ではない。

ドレーク
スペインの船や植民地を襲った海賊。
ドレークが略奪した財宝の額はイングランドの国庫歳入より多かった。
その功績によってナイトの称号をエリザベス一世から授かる。
アルマダの海戦では実質的な指揮を取り、無敵艦隊を敗走させる。
スペインでは『エル・ドラケ(ドラゴン=悪魔の権化)』と呼ばれた。
断じて割烹着の悪魔ではない。

ホーキンズ
元黒人奴隷商人。
イングランドの海軍を整備する。
ホーキンズの時代に、イングランドの造船技術は飛躍的に進歩した。
断じて暗黒メイドではない。

ハワード
イングランドの海軍最高司令官。
エリザベス一世の親戚でもある大貴族。
ドレークを参謀本部長としてアルマダに挑んだ。
断じて猫クェイドではない。

メアリー・ステュアート
スコットランド女王。
イングランドの王位継承権を主張し、たびたび陰謀を企てた為、処刑された。
断じてさっちんなどではありはしない。

−スペイン−

フェリペ二世
ハプスブルク朝スペイン王国の国王。
当時、『日の沈まない国』と呼ばれた大帝国の君主。
カトリックの再興を試みて、プロテスタントのイングランドと対立する。
十字軍と呼称した無敵艦隊を派兵するが失敗する。
とんでもなく人を見る眼がない。
決して鬼メガネのカレーではない。

シドニア
スペイン艦隊の最高司令官。
単に大貴族だというだけで選ばれた無能なお人好し。
本人にも無理だとわかっていて何度も辞退する。
しかしフェリペ二世は聞き入れなかった。
決して未来視は使えない。

バルデス
スペイン艦隊の参謀本部長。
艦隊の嫌われ者。
決してイカではない。

レカルデ
スペイン艦隊で最も優秀だった老将。
決して浅女の羽ピンではない。

オケンド
『艦隊の名誉』と呼ばれた豪胆な将校。
決して浅女のキックの鬼ではない。

サンタ・クルス侯爵
かつてスペイン艦隊を率いて数々の武功を立てた老提督。
アルマダの海戦の前に死亡。
戦略・戦術面では考えが古くなっていた。
決して喋る鹿などではないですよ。

“フザケンナ、ゴルァ!!”
「パーフェクツ」
「鹿が混じってるーーーー!!!!」
「では、幕を開けよう」
「ちょっと待てーーーー!!!!」